VirtualBoxは「ハードドライブ」「光学ディスク」「フロッピーディスク」の種類別に、メディアを仮想メディアマネージャーに登録して管理します。
仮想メディアマネージャーはVirtualBoxマネージャーから、[ファイル]→[仮想メディアマネージャー]をクリックして起動します。

仮想メディアには以下の操作が可能です。

追加

新規に仮想ハードディスクやISOイメージなどの仮想メディアを登録します。

コピー

既に存在する仮想メディアをコピーします。
コピーする際に仮想ハードディスクのファイルタイプ(VMDKやVHDなど)、可変サイズか固定サイズかを選択することができます。

移動

仮想メディアを別の場所に移動します。
ファイルダイアログが表示され、仮想メディアの移動先を入力するように求められます。

仮想メディアマネージャーを使用してディスクイメージを移動すると、すべての関連構成ファイルを自動的に更新します。
逆にホストOSのファイルマネージャーを使って仮想メディアを移動させてしまうとVirtualBoxがファイルの存在を認識できなくなるので、必ずこの仮想メディアマネージャーかVBoxManage modifymediumコマンドを使用してください。

ホストOSのファイル管理機能を使用してディスクイメージを新しい場所に移動したい場合は、VBoxManage modifymedium –setlocationコマンドを実行してホストファイルシステム上のディスクイメージの新しいパスを構成します。

除去

メディアを仮想メディアマネージャーの登録から削除します。
除去をするにはゲストマシンからメディアの割当を解除されている必要があります。

仮想メディアマネージャーの除去ではイメージファイル自体は削除されません。
(オプションで除去と同時に削除することは出来ます)

解放

ゲストマシンに割り当てられている仮想メディアを解放(アンマウント)します。

Properties

主に仮想ハードディスクイメージの設定を変更します。

タイプ

仮想ハードディスクのタイプを設定します。
詳細は仮想ハードディスクの属性を参照してください。

場所

ホストOS上のディスクイメージファイルの場所を指定します。
ファイルダイアログを使用してディスクイメージの場所を参照できます。

説明

ディスクイメージの簡単な説明を指定します。

サイズ

ディスクイメージのサイズを指定します。
スライダを使ってディスクイメージのサイズを増減できます。

情報

ディスクイメージに関する詳細情報を表示します。

最新の状態に更新

仮想メディアマネージャーのメディアリストを最新の情報に更新します。