エクステンションパックってなに?
VirtualBoxはバージョン4.0からエクステンションパックによる機能拡張方式が導入されました。
エクステンションパックには以下の機能が含まれています。
- USB2.0ホストコントローラー(EHCI)
- USB3.0ホストコントローラー(xHCI)
- リモートデスクトップ機能(VRDP)
- ホストのウェブカメラパススルー機能
- Intel PXE boot ROM
- LinuxホストにおけるPCIパススルーの実験的サポート
- ディスクイメージのAES暗号化
従来のVirtualBoxは上記機能を内蔵して配布されていましたが、ライセンスの関係上、Linuxでは標準でパッケージされることはありませんでした。
そこで新たにライセンス上問題のある部分をエクステンションパックとして別配布にし、VirtualBox本体はオープンソースとすることでLinuxで配布し易くしました。
USB2.0の機能が含まれているため、VirtualBoxをインストールした後はエクステンションパックのインストールを強くおすすめします。
エクステンションパックの導入方法
VirtualBoxのマネージャー画面から[ファイル] -> [環境設定] -> [機能拡張]を選択します。
右側の[パッケージ追加]アイコンをクリックします。
VirtualBoxのダウンロードでダウンロードしておいたエクステンションパックを選択します。
確認画面が表示されるので「インストール」をクリックします。
ライセンスの確認画面が出ます。
一番下までドラックして「同意します」をクリックします。
エクステンションパックがインストールされます。
以下の画面が出たらエクステンションパックのインストールは成功です。
一覧にも表示されました。
エクステンションパックがインストールできたら準備完了です。
早速仮想マシンを作成してみましょう。