出来上がった仮想マシンを起動させる前に、ゲストマシンにOSのインストールCDをマウントします。
そうしないと起動しても何も動かないですからね。

CDのマウントには、isoファイルなどのCDイメージファイルをマウントする方法と、ホストマシンに挿入したインストールCDをゲストマシンでマウントする方法があります。

CDイメージファイルのマウント

Linuxをインストール場合は、サイトからダウンロードしたインストールCDのイメージファイルをマウントする方が、
わざわざDVD等の物理メディアに焼かなくていいので便利です。

まずはホストOSの方で、インストールイメージファイルを用意します。

CDイメージファイルをダウンロードしたら、VirtualBoxの起動画面からゲストOSを選択し、「設定」ボタンをクリックします。

続いて「ストレージ」メニューから「空」となっているCD/DVDドライブを選択し、一番右にあるディスクアイコンをクリックします。
出てきたメニューの「仮想光学ディスクファイルの選択」をクリックします。

ゲストマシンの設定画面のストレージ設定画面

エクスプローラーが起動するので、ダウンロードしたisoファイルを選択し、「開く」をクリックします。

これでゲストマシンのCD/DVDドライブに、OSのインストールCDがマウントされました。
今回はCentOS7.4のNetinstallCDを使用しました。

ホストマシンのCD/DVDをマウント

VirtualBoxはホストマシンのCD/DVDドライブに挿入したCD/DVDメディアをマウントすることが出来ます。

イメージファイルと同様に、「ストレージ」メニューから「空」となっているCD/DVDドライブを選択し、一番右にあるディスクアイコンをクリックします。

出てきたメニューの中で今度は「ホストドライブ~」を選択すると、ホストマシンのCD/DVDメディアがゲストマシンにマウントされます。

ゲストマシンからCD/DVDをアンマウント

マウントの時と同様に、「ストレージ」メニューから「空」となっているCD/DVDドライブを選択し、一番右にあるディスクアイコンをクリックします。

出てきたメニューの中で「仮想ドライブからディスクを除去」を選択すると、ゲストマシンがマウントしていたCD/DVDがアンマウントされます。

CD/DVDのマウント・アンマウントはゲストマシンの起動中でも可能

一連のディスクの操作はゲストマシンが起動している状態でも、操作可能です。

ゲストマシンの画面の上部、「デバイス」を選択し、「CD/DVDデバイス」からメディアのマウント・アンマウントを行います。

インストールメディアをマウントできたら、次はいよいよOSのインストールです。