サポートが切れたWindowsXPをVirtualBox上で安全に動かすときのメモ
OS
- すべての更新プログラムを当てる
- XP対応のウィルス対策ソフトを入れておく(多くのウィルス対策ソフトは2014年以降もサポートを表明)
- ファイヤーウォールは有効
- IE6や7は使わず、FirefoxやChromeを導入
- Outlookは使わず、Thunderbirdを導入
ネットワーク
- できるだけネットワーク接続はしない
- どうしても必要なときはNAT接続を使う
USBメモリ
- USBメモリをWindowsXPゲストにマウントすることはしない
- ファイルの受け渡しは必ずホストマシンを経由して共有フォルダを使う
プリンタ
- USB接続のプリンタはUSBデバイスのマウントで使用
- ネットワークプリンタはNAT接続で使う
画面
ホストキー(デフォルトでは右Ctrlキー)+Fでゲストを全画面表示することで、WindowsXPが入ったPCと同じ画面表示になります。
一番重要なこと
VirtualBoxを使ってWindowsXPを上記の方法で動かして延命したとしても、
ウィルス対策ソフトやブラウザなどはいずれWindowsXPの対応をやめてしまいます。
もっとも重要なのは今のうちにWindowsXPに依存しない環境を作っておくことです。
WindowsXPでしか動かないアプリやハードは、この延命処置の間に改修または移行できるはずです。
いつまでもこの延命措置ができるかわからないので、早急に対応を取りましょう。
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